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大阪の地域ブランド「大阪産(もん)」が大阪を元気にする!

ほかの地域にはない商品の魅力を全国にアピールし、地域全体を元気にさせる目的で、地域ブランドを創る自治体が増えています。大阪にも「大阪産(もん)」という地域ブランドがあり、数多くの野菜が認定されています。その特別な味を、ぜひ味わってみてください。

大阪には、「大阪産(もん)」という地域ブランドがあることをご存知でしょうか。自然の恵みが産んだ食べ物が大阪にはたくさんあります。大阪の地域ブランド大阪産(もん)と、大阪で長く親しまれている野菜たちを紹介します。

地域ブランドって、そもそも何?

「夕張メロン」「大間マグロ」と聞くと、何を思い浮かべますか? 商品が生産される地域を思い出すとともに、「おいしそう」「安心できる」「食べてみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。これらが、まさに「地域ブランド」の一例。商品自体がその地域全体のイメージやシンボルとなり、地域の活性化につながっています。全国にはこのほかにも地域の名前や特徴を表わした、さまざまな特産品があります。

地域ブランドとして愛される商品には、愛されるだけの理由があります。その土地の気候や風土でないと育たない野菜や果物、その地域の海洋でないと水揚げできない魚介類などは、「おいしく」、しかも「地域限定」「新鮮」です。これらは多少値が張っても食べたいと思いますよね。そして、長年愛され続け、たくさんの人から得た「信頼」が土台となり、ブランドとしての価値が育まれていくのです。

 

大阪の地域ブランド「大阪産(もん)」

大阪にも、大阪の人たちが自信を持っておすすめする地域ブランドがあります。それが、「大阪産(もん)」です。

大阪の農地で採れた野菜や果物、飼育する肉や卵、森林で採れた木材や炭、そして、大阪湾で水揚げされた魚介類。こうしたさまざまな産物や加工品を大阪産(もん)に認定し、販売しています。「品」という字をかたどったロゴマークが目印です。

大阪といえば、古く江戸時代からたくさんの食べ物が集まる地として「天下の台所」と呼ばれてきました。今でも「食い倒れの街」として、日本全国、そして世界中からたくさんの人が集まってきます。食にうるさい大阪の気風は、長い年月をかけて作られてきました。
こうした気風が、たくさんの「大阪産(もん)」を産んでいると言えるでしょう。舌の肥えた大阪の人たちが自信を持って認めた食品ですから、もちろん味はお墨付き。

大阪産(もん)に登録されている食品のなかには、「泉州水なす」のように全国の人が買い求める食材もあります。泉州水なすは、そのみずみずしい味わいだけでなく、山と海に囲まれた温暖な気候である泉州地方でしか育たないのが特徴です。ブランド野菜として親しまれるのは当然とも言えますね。

 

代表的な「なにわ特産品」

近畿圏の経済の中心地であり、住宅地も多い大阪ですが、少ない農地のなかでも豊富な野菜を作っています。

先に述べた泉州水なすのほか、代表的な「なにわ特産品」として以下のような野菜があります。

なかでも、しゅんぎくは全国2位、大阪みつばは7位、大阪ぶどうの一種であるデラウェアは3位の生産高を誇ります。また、泉州はたまねぎ栽培発祥の地といわれているほど歴史があります。

 

なにわの伝統野菜

そのほかに、独自の品目で100年前から大阪で栽培されている歴史ある野菜もあります。これらの品種のなかには、一度は店頭から消えてしまったものもありますが、大阪の農家さんたちが発掘と復活に取り組み、徐々にその地位を確かなものにしてきました。

など

これらは、肥沃な土壌、美しい水、さんさんと降り注ぐ太陽の光が大阪にあったからこそ、長く育てられているのです。昔の人たちは、大阪の気候や土壌の特徴をよく知ったうえでこれらの野菜を育ててきたのでしょう。
これらの野菜は、大阪産(もん)のロゴマークに加えて、「なにわの伝統野菜」と明記され販売されています。

いずれの野菜も、大阪の気候や土壌に適しているため、農薬やハウス栽培に依存せずとも自然のままに育てることができるのです。自然に成熟した時期に収穫された旬の野菜は、無理に成熟させたものと違い、みずみずしさ、味、栄養価、すべて格別です!

 

「大阪産(もん)」で大阪を元気に!

いかがでしょうか。「食べてみたい!」と思う野菜は見つかりましたか?
大阪の地域ブランド「大阪産(もん)」の農産物、」は、JA直売所、スーパー、百貨店、などで販売しています。ぜひ足を運んでみてください。

●大阪府内のJA直売所でも扱っております

参考:

 

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