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トップ > お知らせ・ニュース > 商品の良さを一枚のメッセージに!商品POPの作り方とコツ

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皆さんは、こんな経験はありませんか?ふと見ていた商品POPに、つい足を止めてしまった。気づけば、その商品を手に取っていた…。実は、そんな「目を引く」POPには、秘密があるんです。お客様の目を引いて、心を掴んで、そして行動を促す、すごい力を持っているんですよ。でも、ただ情報を書けばいいってわけではありません。今回は、POPの作り方やポイントを分かりやすくお伝えしていきます。ちょっとした工夫で、POPの魅力がグンと上がります!

 

■初心者ならこれに気をつけろ!POP作りの三箇条

Point 1. 「3秒」が勝負!色使いやフォントに気をつけるべし!

通りすがりに情報が目に入る時間、それは「3秒」と言われています。3秒で伝わるレイアウトのコツは、「一番伝えたいことを思いきり大きく書くこと!」です。情報の優先順位を「大・中・小」で視覚化することで、一番伝えたい情報がパッと見で伝わりやすくなり、お客様の関心を引く効果的なPOPを作ることができます。他にも、以下のことにも気をつけてみましょう!

 

色使い:

・メイン・サブ・アクセントカラーの3色程度に抑えること

・商品イメージにあった「ブランドカラー」を取り入れてみる

・季節感を取り入れた「シーズンカラー」も効果的

・客層にあった色合いを選ぶ「若者向け→鮮やかな色 年配層向け→やや落ち着いた色」

 

フォント:

・大きくて読みやすいフォントに気をつける

・特に重要な情報は大きく強調しましょう

・手書きPOPなら親しみやすさや個性が出せます

パソコンでPOPを作成するときは、手書き風フォントを使用してみましょう。

 

サイズ:

・情報ごとにメリハリをつけてみる

・優先順位付けした「大」の情報は、POP面積の半分くらいの大きさで

・大きな文字で掲載すると、お客様の目に留まりやすい

 

Point 2. 一目惚れするキャッチコピーを考えるべし!

Point 1で通りすがりに情報が入る時間は「3秒」とお伝えしましたが、3秒間で引き付けるためには、インパクトのあるキャッチコピーが重要です。お客様はどんな要望や悩みを持っているのかをイメージしてみるなど、意外性のある表現や商品の価値を端的に伝える言葉を使うことで、注目を集めることができます。推しポイントをお客様にガツンと伝えてみましょう!

 

Point 3. 見やすいレイアウトで読ませるようにするべし!

伝えたいことが多すぎて情報を詰め込み過ぎたり、隙間が気になってイラストや図形で埋めてみたり、キャンパス内にめいっぱいデザインしてしまうことがあります。しかし、そういったデザインは文字も読みづらくなり煩雑なイメージを与えてしまいます。情報が整理された見やすいレイアウトは、お客様に一番伝えたい情報を瞬時に伝えられます。キャンパスの周囲に余白を持たせたり、あえて隙間をつくってみたり、余裕をもったデザインを意識してみましょう。

 

全体のイメージをふまえて制作したPOPの一例は以下となります。ぜひ、ご参考にしてみてください!

 

■もっと、もっと推しの良さを分かって!POPを作るコツ

POPを作り慣れた方や商品を推したいけどイマイチ良さを引き出せてない気がする方は、こちらを試してみましょう。

 

共感を呼ぶ体験コメントの導入

お客様は自分が共感できるワードに興味を引かれる傾向があります。商品に対して思ったであろうコメントや、生の声を吹き出しとしてPOPに加えることで、購入の後押しとなるかもしれません。

 

具体的な数字で商品の価値を証明

初めて購入する商品に対して、失敗のリスクから不安を感じ、購入するまでのハードルが上がっています。そこで、具体的な数値でその商品の価値を提示し、その不安を解消してあげることが購入の後押しにつながります。例えば、「90%以上のお客様から指示される〇〇」「7月の今が食べごろ!」など、誰でも分かりやすい数字表現は説得材料となり、興味関心も高まります。

 

■ちゃんとした知識も身に付けよう!法律について学ぶ

お客様の目を惹くためにコメントや数字による説得力の強化は必要ですが、法律を遵守した表示方法を意識することも大切です!消費者保護を目的として景品表示法(景表法)について少しふれておきましょう。

 

景品表示法は主に二つの行為を規制しています。

  1. 不当な表示の禁止
    ・優良誤認表示:商品やサービスの品質、内容が実際よりも著しく優良であると誤認させる表示
    ・有利誤認表示:価格や取引条件が実際よりも著しく有利であると誤認させる表示
  2. 過大な景品類の提供禁止
    ・景品類とは、商品やサービスの取引に付随して顧客に提供する物品や金銭など経済上の利益を指す。
    ・3種類の提供方法があり制限を設けている(一般懸賞・共同懸賞・総付景品)

 

違反した場合、措置命令や課徴金納付命令などの罰則があります。事業者は法律の周知、遵守方針の明確化、表示管理担当者の設置など、適切な対応が求められます。根拠のない効果・性能の表示や不適切な二重価格表示も規制対象となるため、広告表現には細心の注意が必要です。少しまじめなお話になってしまいましたが、知らなかったでは済まされない内容でしたので、ぜひ頭の片隅に残しておいてくださいね!

 

■まとめ

POPの作り方やコツを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。POPを設置することでお客様へ効果的に商品の魅力を伝えられ、購買意欲を上げられます。また、POPがあることで商品周りを華やかに魅せることができます。あなただけのPOPを作って、商品を推していきましょう!

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