
「農業機械を買い替えたいけど資金が…」
「観光農園を始めたいけど、設備投資のハードルが高い」
そんな悩みを抱える大阪府の農業者の皆さんに朗報です。実は大阪でも様々な農業者向けの補助金や助成金が用意されているんです!
この記事では、令和7年度(2025年度)の実績を中心に、大阪府で活用できる2つの農業者向けの支援制度をご紹介します。
■1. 大阪版認定農業者支援事業

こんな方におすすめ:小規模でも本気で農業経営に取り組みたい方
「大阪版認定農業者」として認定された農業者が、経営計画の目標達成に必要な機械や施設を整備する際に活用できる事業です。
[主なポイント]
・ 対象設備:小型トラクター等の共同利用機械、直売所等の共同利用施設
・ 大阪版認定農業者とは?:国の認定農業者制度に加え、地産地消に取り組む小規模な農業者も対象となる大阪府独自の認定制度
・ メリット:認定を受けることで、この補助事業のほか、近代化資金の融資がスムーズになるなどの特典あり
地産地消や直売所での販売を中心に考えている小規模農家さんでも対象になる点が、この制度の大きな魅力です。
参照元:大阪府HP「大阪版認定農業者になりませんか」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120090/nosei/seisyansyasapo-to/osakabannintei.html
■2. 観光農園環境整備推進事業補助金

こんな方におすすめ:インバウンド対応を考えている観光農園の経営者
観光農園におけるインバウンド(訪日外国人)の受入環境整備を支援する制度です。
[補助内容]
・ インバウンド対応などの接遇者育成研修に係る講師への謝金
・ ホームページ多言語翻訳費
・ キャッシュレス機器、翻訳機器の導入
・ インバウンド接遇に係る体験案内用具の多言語化 など
[補助率・上限]
・ 補助率:1/2以内
・ 補助上限:40万円
「海外からのお客様を受け入れたい」という観光農園に最適な支援制度です。
参照元:大阪府「大阪府観光農園環境整備推進事業補助金について」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120090/nosei/syokunoanzen/taikengatanoen/taikengatanoen.html
■3. その他支援制度

これらの支援制度の他にも、市町村や国段階の支援制度など様々な利用制度があります。
以下ではその中から一部をご紹介します。気になった方はぜひ、各団体ホームページから内容をチェックしてみてください。
1-1.農業用機械・施設の整備(国庫事業の府内活用)
国(農林水産省)の交付金を活用しつつ、大阪府の基準・要領で運用される事業です。代表的なものに「強い農業づくり交付金」などがあり、府の農政室や各「農と緑の総合事務所」、市町村の農林課が窓口となります。
参照元:「農業用機械・施設の整備に対する補助事業について」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120090/nosei/seisyansyasapo-to/kikaishisetsu.html
1-2. 農地利用効率化等支援交付金
地域計画の早期実現に向けて、地域の中核となる担い手が経営改善に取り組む場合の支援制度で3つのタイプがあります。
① 地域農業構造転換支援タイプ ② 融資主体支援タイプ ③ 条件不利地域支援タイプ
参照元:農林水産省「農地利用効率化等支援交付金(令和7年度)」
https://www.maff.go.jp/j/keiei/sien/R7_nouchiriyou/index.html
1-3. 市町村レベルの独自支援
市町村によっては、国や府の交付金に上乗せする形や、独自の給付金を実施しているケースがあります。
※以下は過去の実績例も含むため、最新年度の実施有無は各市町村のHPで必ずご確認ください。
●給付金・クーポン支給の例
[茨木市]
・ 市内在住の農業者に対する生産施設(ビニールハウス等)への補助など(上限30万円)
・ 有害鳥獣防止施設(電気柵等)の材料費を補助
市町村独自の支援は年度ごとの予算措置で変動するため、ご自身の市町村の農林課HPも必ずチェックすることをオススメします!
■4. 効率的な情報収集のコツ

補助金・助成金の情報は日々更新されます。ここでは、効率的にリサーチするためのルートをご紹介します。
[① 「大阪府 生産者サポート情報」で検索]
大阪府の公式まとめページです。ここから「認定農業者」「補助事業」「肥料高騰対策」などの各詳細ページへアクセスできます。まずはここを確認するのが定石です。
[② 「補助金ポータル」等の民間サイトを活用]
「大阪府 農業 補助金」などで検索すると、自治体ごとの細かい公募情報が横断的に見つかります。観光農園補助金のような専門的な制度も発見しやすくなります。
参照元:補助金ポータル公式サイト
https://hojyokin-portal.jp/
[③ 地元の「農と緑の総合事務所」へ相談]
大阪府内には4カ所(北部、中部、南河内、泉州)の事務所があり、普及指導員が常駐しています。自身の経営計画に合致する補助金に、迷ったらまずは相談してみましょう。
参照元:大阪府「泉州農と緑の総合事務所」
https://www.pref.osaka.lg.jp/soshikikarasagasu/senshunm/index.html
■まとめ:自分に合った支援制度を見つけよう
大阪府の農業者向け補助金・助成金は、様々な制度が用意されています。
[重要なポイント]
1. 「大阪版認定農業者」は小規模農家でも対象
国の認定基準に届かない規模でも、地産地消に取り組む農家なら認定の可能性があります。
2. 市町村独自の給付金は年度ごとに変動
お住まいの市町村の農林課HPは定期的にチェックしましょう。
3. 申請時期を逃さない
国の補助事業など、申請期間が限定されているものは要注意です。
4. 迷ったらプロに相談
「農と緑の総合事務所」の普及指導員は、あなたの経営状況に合わせた最適な支援策を提案してくれます。
農業経営の強化や新たなチャレンジのために、ぜひこれらの支援制度を積極的に活用してください。「大阪で農業っておもろいやん!」は、皆さんの挑戦を応援しています!
※本記事の情報は2026年1月時点でのものです。最新情報は必ず各機関の公式サイトでご確認ください。
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