大阪ふき
- 収穫時期
- 3月~5月
平安時代から栽培されている日本原産の野菜。大阪府ではふきの生産量が全国第3位(2015年)となっており、馴染みのある野菜のひとつです。芽立ちが早く多収型の「愛知早生」という品種が多くの産地で栽培されています。春一番にふきの地下茎から出てくる花のつぼみが「ふきのとう」です。
おすすめの調理法
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濃い味付けも美味
アク抜きをしてスジを取ったふきとシーチキンを油ごとフライパンに入れ、醤油・酒・みりん・砂糖を加えてから、汁気がなくなるまで煮込むとおかず1品が完成します。
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洋風にもぴったり
アク抜きをしたふきに、ベーコン・にんにく・塩・胡椒・多めのオリーブオイルを入れて炒めるだけ。バゲットにのせたり、パスタと和えたりしても美味しいです。
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ご飯のお供に
ふきの葉を切り5~6分湯がいた後、水に1時間さらします。「湯がいて水にさらす」をもう一度繰り返して、アクを抜いてから、醤油や味噌と和えると美味しい「ご飯のお供」ができあがります。
保存方法や選び方のコツなどワンポイントアドバイス
- 葉が瑞々しく、緑の状態のものがよいです。
- 手に持った時に、茎に張りがあり、だれないものがよいです。
- 茎の切り口を見て、茶色く干からびていないものがよいです。
収穫後時間と共にアクが強くなるので早く下処理をして保存してください。葉と茎を切り、ラップに包んで野菜室で保存。アク抜きした物は、水に浸して冷蔵庫に入れ、水を毎日交換すれば1週間ほど持ちます。 ふきをまな板の上に置き、板ずりを行います。塩がついたまま、ふきを茹でると、シャキシャキ感が残った状態でアク抜きができます。