大阪たけのこ
- 収穫時期
- (孟宗竹)3月~4月 (淡竹/真竹)4月中旬~6月
たけのことは竹の芽の部分のことです。温暖な地域に多く生えていて、種類も多く70種類ほどありますが、食用たけのこは一般的に孟宗竹をはじめ、ほんの数種類です。大阪では主に泉州地域の山間部で収穫されており、貝塚市木積のたけのこは有名です。筍という名前の由来は一旬(10日間ほど)で「竹」までに生長するからだそうです。
おすすめの調理法
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シンプルに旬を味わう
あく抜きをして、シンプルに塩で炒めるだけで、香り・味を存分に味わえます。お子様向けには、バター・醤油で炒めたりハーブソルトで炒めるのもおすすめです。
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食感を楽しむ
粗みじんにカットしたたけのこをハンバーグやつくねに入れるとコリコリした食感を楽しめます。また、たけのこと相性がよい山椒をソースに加えると春の味わいが広がります。
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メンマ
「たけのこ」をレンジで加熱して水分を蒸発させてから、中華スープの素・醤油・酒・砂糖を入れて煮て、最後にごま油・ラー油で炒めたら出来上がりです。水分を飛ばしているので長期保存できます。
保存方法や選び方のコツなどワンポイントアドバイス
- 皮の色ツヤがよく、うぶ毛があるものがよいです。
- 切り口が瑞々しく、白っぽいものが新鮮です。
- 穂先が黄緑色のもので、開ききっていないものがよいです。
アク抜きをした後は、皮を剥き、容器に入れて水に浸し、冷蔵庫で保存してください。毎日水を変えると1週間程はもちますが、風味がなくなるので早めに使い切ってください。 たけのこの表面に残る白い粉の正体はチロシン。チロシンは不溶性のアミノ酸で茹でると溶けだし、冷めて固まると白い粉になります。食べても影響はありませんが気になる方は水で洗い流してください。