農業機械の開発アドバイザーと古民家の拠点
茂樹さんは、ベアリングリテーナーでシェアNo.1の中西金属工業と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の奥出教授が共同で開発する農業機械の開発アドバイザーを引き受けている。農家の相棒ロボット「アグビー」という商品。
農家の後ろを追従して収穫物を運ぶ自動走行車で、労力を低減するばかりか各種センサーが土壌や天候などを分析、収穫量を予測するなど「畑の見える化」ができるという優れもの。茂樹さんの農園で厳しい実証実験が積み重ねられ、いよいよ今秋に試験販売される。20軒以上の大阪農家にも使われる予定。茂樹さんのアイデアが詰まったアグビーがどう活躍するか楽しみである。
茂樹さんは「古民家をインバウンドの拠点に」と古民家の改装にも取り組んでいる。
関西空港から電車で約35分。JR阪和線「山中渓」駅すぐの立地を活かして、日本の食や文化が体験できる拠点を整備している。草竹農園と食品開発加工会社のJAPAN総合ファーム、看板施工会社のアンクルとの3社共同プロジェクトで、年内にオープン予定だ。
「都市農業なりの闘い方があるはず。思いつくことは全てやりきる!」と熱く語る茂樹さんは大阪農業にイノベーションを巻き起こしている。
取材日 2018/7/3
記 事 福島征二
写 真 ミヤギナミエ
- 氏名 / ふりがな
- 草竹茂樹 / くさたけしげき
- 生年
- 1974年生まれ
- 前職 / 出身校
- 高野山高等学校
- 組織名
- 草竹農園
- 役職
- 代表
- 主な生産作物
- 泉州水なす
- 特徴
- 慶応義塾大学メディアデザイン思考学部リサーチャー
- JAエリア
- JA大阪泉州
- 購入方法
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厳選食品 安心堂 : https://anshindo-d.com/fs/anshindo/c/679
- SNS
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Twitter : https://twitter.com/kusatakefarm
草竹農園
大阪府阪南市鳥取中382-1