大阪えだまめ
- 収穫時期
- 大阪府下:5月~10月(露地栽培)
えだまめは大豆の成長過程を食用とする野菜です。枝豆として栽培されているものは大きく分けて3種類、種皮やサヤのうぶ毛の色の違いから、「白毛豆(青豆)」「茶豆」「黒豆」に区別されます。枝豆用に改良した枝豆専用の品種も生まれ、専用品種は400種以上にも及び、各地に独特の在来種があります。大阪府では八尾市を中心に栽培しており、大阪のえだまめは「なにわ特産品」に選定されています。
おすすめの調理法
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おいしさの保ち方
収穫直後のえだまめは、水1Lに対して4gの塩を加えて5分程度茹でるとよいです。糖分(ショ糖)から減るので、日が経過したものは、塩2g砂糖2gを入れて糖分を補うとおいしさが保たれます。
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おいしさUP!
えだまめに塩をふり、30分程度味をなじませた後、フライパンで蒸し焼きにします。えだまめは焼く方が、香りが豊かになり、麦芽糖と旨み成分が作られ、おいしくなります。
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アレンジえだまめ
焼きえだまめに、オリーブ油とにんにくを加えてペペロンチーノ風にしたり、ラー油を加えて中華風にしたり、お好みのアレンジ焼きえだまめを味わってください。
保存方法や選び方のコツなどワンポイントアドバイス
- 枝の間隔が短く、サヤが密生しているものがよいです。
- うぶ毛が濃く、サヤの緑が色鮮やかなものがよいです。
- 枝や茎、葉に変色がなく、みずみずしいものがよいです。
枝付のえだまめの方が日持ちがよく、味が落ちないです。買ってきたらすぐに茹でるのがよいですが、保存する場合は、新聞紙に包んで野菜室に入れてください。冷凍保存の場合は、硬めに茹でて冷凍してください。
おすすめのレシピ
枝豆の豆腐ボール揚げ
お子様にも大人気のボール揚げレシピです。特に小さいお子様が普段なかなか口にしない「枝豆」をおやつ感覚で美味しく食べられるので、お母さんのお助けメニューになること間違いなし。
■ 材料(15個分) 所要時間 45分 豆腐水切り含めず
- 木綿豆腐
- 400g
- 枝豆
- 1袋
- 塩
- 大2
- 湯
- 1リットル
- コーン缶
- 50g
- 【A】砂糖・塩
- 大1/2・ひとつまみ
- 【A】卵
- 1個
- 【A】パン粉・片栗粉
- 大3・大3
- 揚げ油
- 適量
- 木綿豆腐を沸騰した湯の中に入れ、5分弱火で茹でる。5分経ったら取り出 し、キッチンペーパーでくるんで、20分程常温で冷ます。
- 枝豆はさやの先端をハサミで切り落とし、塩大1をよく揉み込む。鍋に湯を1リットル沸かし、残りの塩大1を入れて、塩がついた枝豆を入れる。5分程茹で、一つ二つ食べて固さを見る。茹であがったら、ザルに上げて冷ます。
- ボウルに①の豆腐を入れて、泡だて器で潰す。【A】入れて全体に混ぜ、さやから出した枝豆、コーン缶を入れて更に混ぜる。
- 手に少量の油をつけ、ボウル状に丸める。170℃の揚げ油で色づくまで揚げる。
- お好みで塩やソースをつけて召し上がれ。