令和6年3月、御堂筋線に直通する北大阪急行が延伸開業し、御堂筋線には「箕面萱野行き」が誕生しました。
箕面萱野駅は周辺に箕面キューズモールが併設されている活気のあふれる鉄道駅。今回はそんな箕面萱野駅から徒歩3分ほどに位置するJA大阪北部農産物直売所、「ほく彩館」をご紹介いたします。
ほく彩館は、JA大阪北部管内(豊能町・能勢町・池田市・箕面市・豊中市)唯一のJA農産物直売所。天井が吹き抜けて広々とした店内では毎日新鮮な農産物だけでなく、お米から加工品・生花までが立ち並び、曜日ごとにイベントの開催もされています。
開店直後の店内は、その名称にこめられた「ほくほく」と暖かさがあふれかえるという意味通り、オープンを待ち望んでいたお客さんで賑わい、朝いちばんに並べられた農産物が飛ぶように売れていきます。
店内に入りまず目についたのは、房のついた青々とした枝豆。
箕面市のこの生産者さんがつくる枝豆は、エコ農産物の認証を受けており、化学合成農薬や化学肥料の使用量が通常の半分以下の安全安心な枝豆です。ほく彩館ではエコ農産物をはじめとしてカーボンフットプリントのラベル掲示など、環境にやさしく、安全・安心な農産物を多数取り扱っています。
もう少し店内を回ってみると、目に飛び込んだのはたくさんの種類のなす達。長なすや白なす、黒秀など、なすだけでも様々な品種が取り揃えられています。
また、普段の料理に取り入れやすい葉物についても多種多様に取り揃えられています。
つるむらさき・空心菜・モロヘイヤなどはいずれも地元産のもの。奥にはレシピを書いたポップも掲載されており、その日の夕食のヒントになること間違いありません。
大阪北部で有名な特産物といえば能勢ぐり。
「なにわ特産品」として知られるこの栗の主力の品種は「銀寄」(ぎんよせ)と呼ばれるもので、江戸時代から栽培されており、甘味が強く粉質で品質がよいのが特徴です。
銀寄という名前には、天明・寛政年間に歌垣で大飢饉が起きた為、村人がこの栗を出荷したところ多くの銀札(当時のお金)を寄せる事ができ、地区の農民を救った事から、以来「銀を寄せる」という意味の由来があるそうです。
気温が少し下がり、秋めいてきたこの頃は、ほく彩館にも能勢ぐりが並び始める季節。皆様もぜひなにわ特産品である能勢ぐりをご賞味ください。
また、取材に伺った金曜日は、イベント、わくわくフライデーの開催日。
キャベツ1玉140円と破格での提供を行っていました。
わくわくフライデーは毎週金曜日に開催されているので、ぜひ足を運んでおいしい農産物をお得に手に入れてみてください。
イベントはわくわくフライデーだけではありません。この日はなんと店外にキッチンカーが1日常駐。
こだわりの生地を使ったおいしいクレープが提供されていました。
キッチンカーの横にはテントとテーブル・イスも用意されているので買い物が終わった後はゆっくりおやつタイムを楽しむのもいいかもしれませんね。
キッチンカーは今後も不定期にほく彩館を訪れる予定です。次回は11月の開催を予定しています。
ほく彩館では、ほかにもさまざまなイベントが定期的に開催されています。スケジュールについては公式ホームページやインスタグラムに掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
ここまでほく彩館の魅力をたくさんご紹介いたしましたが、店内にはまだまだご紹介しきれほどの、旬の農産物・季節の生花などが立ち並んでいました。新米の季節になればお米コーナーに地元産のお米も販売される予定です。
地元の農家さんが丹精をこめて育てた安全・安心な農産物を堪能できる直売所、ほく彩館。
皆様もぜひ、実際に足を運んでほく彩館の魅力を体感してみてください!
【直売所情報】
JA大阪北部農産物直売所 ほく彩館
〒562-0014 箕面市萱野2-6-13
直売所事務所TEL:072-720-5711
営業時間:10時~15時(水曜定休日) (※最新情報は店舗へお問い合わせください。)
※駐車台数には限りがあるため、なるべくお車でのご来店はご遠慮ください
ホームページ:農産物直売所「ほく彩館」 – JA大阪北部 (ja-osakahokubu.or.jp)
インスタグラム:www.instagram.com
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