自分たちが食べたいものを手づくりする植田家
「家庭菜園をしたい」がきっかけ
旬のものを一番美味しい時期に
野菜といっしょに「発見」や「感動」もお届け
1.自分たちが食べたいものをつくること。
2.直接届けること。
3.発見や感動を伝えること。べじたぶるぱーくの「わくわく野菜定期便」は、週に1回、採れたての野菜(約5種類)を、歩さんが緑色の車で直接、配達してくれる。現在の配送先は配送エリア毎に火曜日と金曜日、約40件ずつ。「配達に行って、食べてくれる人と直接会話できることが楽しい」という歩さん。前職のキャリアもあり、運転の腕前はプロ並みだ。年間60品目もの農業生産をして、荷造りをして、配達までこなすのは、大変そうに思える。しかし、歩さんは笑いながら言う。 「同じ作業だけをするよりも、いろいろな仕事ができるほうが楽しいです。作物も1種類に絞るなんてできません。季節に応じた作物を育て、育てた人が届ける。農業の面白さも自然の厳しさも、地元の方には当たり前のことでも、よそから移住してきた僕たちならではの視点があります。ただ届けるのではなく、能勢の風景や雰囲気、いろいろな発見や感動をいっしょに伝えたいと思っています」。